ラリー北海道レポート① の続きです。

9月11日、早朝からレッキ（コースの下見）を行いました。
レッキは、各コース2回まで行うことが出来ます。

例年であれば、レッキは2日間行いますが、今年は新型コロナウイルスの影響により、距離が短縮された為、レッキも金曜日のみとなりました。

レッキでは、ドライバーがコースの情報をコ・ドライバーに伝えて、それを元にペースノートの作成を行います。
このペースノートの出来具合が、本番での走りに大きく影響するため、とても重要な作業になります。

今回のコースは以下の通りです。
SS1/4/7 ヌプリパケ 12.53km
SS2/5/8 ヤヨイ 9.27km
SS3/6 Sammy リクベツ 4.63km
SS9/11 オトフケ・リバース 6.12km
SS10/12 パウセカムイ 10.4km

ヤヨイ以外は、昨年使用したコースの為、昨年使用したペースノートがありますが、今回は今後に向けたレベルアップの目的も兼ねて、あえて昨年のノートをリライトせずに、新規でノートを作成することにしました。

レッキを無事に終えて、サービスパークに戻ると、競技車両の車検が始まるところでした。

例年であれば、この後、観客の方と触れ合う機会のあるラリーショー、セレモニアルスタート、サービス会場横のギャラリーステージで行われる、ナイトステージのSS1が行われますが、今年は無観客での開催の為、これらのイベントはありませんでした。

つづく