こんにちは!SA富山南の石川です。
今日は、2023シーズンARTAオートバックスGRヤリスのコドライバーを務めて頂く事になりました、大倉瞳選手のご紹介をさせて頂きます。
大倉選手は、TGRラリーチャレンジから地方選手権、全日本ラリー選手権に参戦経験があり、様々なチーム・ドライバーと活動した経験があります。
過去には自身がドライバーとしてラリーに参戦した経験もあり、ペースノートリーディングは的確で、今回も初めてのチーム・マシンながらもすぐにリズムをつかみ、クレバーで安定したノートリーディングを披露してくれました。
人柄も明るく親しみやすい方なのでギャラリーの皆様にも好評で、今回のラリーでも積極的にお子様向けARTAキャップやフラッグをプレゼントして頂きました。
ラリー会場で見かけた際は是非お声掛け頂けたらと思います。
以下、大倉選手からのご挨拶とARTAチームから初参戦となった新城ラリーの参戦レポートです。
2023年、石川選手のコドライバーを務めることになりました!大倉と申します。
地元愛知県で開催された新城ラリーは私にとって最も馴染みのあるラリーです。
そして大好きなコースでもあります。
今年は4年ぶりの有観客ということで、平日にも関わらずセレモニアルスタートにはたくさんの方にお集まり頂きました。
(光り輝く蛍光オレンジのカラーリング。かっこよくて大好きです)
大勢の観客に見守られながら走るギャラリーステージからラリーがスタート。
壁いっぱいに人、人、人!
こんな状況に心をもっていかれてしまうのはよくある事で、ドライバーが「ギャラリーにかっこいいところ見せよう」などと考えはじめると、コドライバーには手に取るように分かります。
こういうステージを走る前は、必要以上に張り切っていないか、緊張していないか、ドライバーの心理状態をついチェックしてしまいます。
石川さんは終始落ち着いていて賢明なドライビングをしてくれました。素晴らしい!
(右も左も正面にも人がいます。)
(ギャラリーステージの走りです)
その後はハイスピードステージの鬼久保とテクニカルなステージの雁峰北を走ってクラス2位の総合9位に浮上する展開に。
リエゾン中は走行中にどんなフィーリングだったか、次はどう走りたいかなど石川さんからたくさんのフィードバックがありました。とても丁寧に説明してくれます。
石川さんとラリーを組んで感じたことは、石川さんが本当にラリー大好きなんだなということ。
JN-2クラスで戦うのはラリーのレベルが上がったように難しいですが、ひとつひとつの課題がはっきりしてきてとてもいいフィーリングを感じることができました。
(サービス時間にデータを集計中です)
そんな調子でとても順調なラリーに思えましたが、SS5の鬼久保にて生中継カメラの前でクラッシュ。
(塀の高い安全なところに退避)
※SOSの裏側はOKになっており、後続のクルーに対してケガや火災が無い事を伝えています。
結果としてリタイアでチームやサポートしてくださった企業の皆様には、申し訳がありません。
コドライバーとしても大変反省するところです。
「マシンは次戦に向けてしっかり直すから、次戦に向けてできることの準備を始めてね」と言ってくださったチームマネージャーの中西さんの暖かい言葉が心に響きます。
DAY2は、テントでチームメイトの冨本・里中ペアの応援に回ります。
私たちが走っている間、チームの皆はいつもこうやって寒いテントの中で帰りを待っててくれているんだなと思うと頭が下がる気持ちです。
本当にありがとうございます。
冨本・里中ペアは順位を上げて、しっかり優勝して帰ってくる展開を見せてくれました。
サバイバルな道をしっかり完走して帰ってくる姿、素晴らしかった!
石川さんと一緒に見習います。
(2人ともシャンパンファイトが上手!さすがお酒好き!)
新城ラリーは、クルーがお互いにもてるポテンシャルを確認できる収穫の多いラリーとなりました。
次戦の唐津ラリーもたくさんのことを吸収できる1戦になるはず。
そう思うと、今から唐津に行くのが待ち遠しい気持ちでいっぱいになります。
次戦もどうぞ、コドライバーの大倉をよろしくお願い致します。
以上が大倉選手から頂いたご挨拶と参戦レポートです。
新しいメンバーも加わり、さらにパワーアップしたARTAオートバックスラリーチームの応援を今後とも宜しくお願い致します!!