こんにちは!SA富山南の石川です。
全日本ラリー選手権第3戦 ツールド九州2021in唐津。
金曜日の今日はレッキ(コースの下見)でした。
夜、宿に戻りクルーの部屋に行くと、何やら作業をしているようです。
レッキで撮影したコースの動画を見ながら、ペースノートの確認と微調整を行なっています。
レッキは本番で走るコースを、通常は2回走行できます。
1回目で本番にコ・ドライバーが読み上げる情報(コーナーの角度、ストレートの距離など)をドライバーが読み上げ、コ・ドライバーがノートに書き写し、2回目の走行で、今度はそれをコ・ドライバーが読み上げ、ドライバーと2人でコースの状況を確認します。
レッキは、基本的にコースは占有されていない為、通常の交通ルールに従って走行します。
今回、実際に作成したノートです。
一行目は、登り 左7から6に角度がきつくなるロングコーナー ストレート20 といった意味になります。
初めて聴くとちんぷんかんぷんですが、慣れてくると、これで先のコースをイメージし、先が見えないコーナーでも全開で攻めることが出来るようになります。
クルーのレベルが上がれば上がるほど、タイムに直結するペースノートの重要性は高まります。
今回、ペースノートは比較的良く出来たようですが、路面状況の表現の仕方や、実際の走り方について質問を受けたので、自分に答えられることはアドバイスしました。
明日はこのノートを信じて、クルーには頑張ってきて欲しいと思います。
ゼッケン40 ARTAオートバックスヴィッツ 冨本・里中組の応援宜しくお願い致します!!