こんにちは!SA富山南の石川です。
先日、 全日本ラリー選手権 第2戦 ツール・ド・九州 2022 in 唐津 の特別規則書が公開されました!
ARTAオートバックスラリーチームからは、JN-1クラスにGRヤリス(GXPA16)が出場予定です。
今までグラベルラリーのみ出場していたGRヤリス。
初めてターマック使用に変更し、現在シェイクダウン待ちです!
さて、振り返ってみれば、私がARTAラリーチームの一員となってから初めて出場したラリーが全日本ラリー唐津でした。
簡単に、過去に出場した全日本ラリー唐津を振り返ってみたいと思います。
2013年 全日本ラリー選手権第1戦 唐津
結果:JN-2クラス 7位
車両:ヴィッツ(NCP131)
コ・ドライバー: 山岸佑也
私自身、ARTAオートバックスラリーチームのドライバーとして最初に出場したラリーが、全日本ラリー唐津でした。
Sタイヤでラリーに出場すること自体、まだ2回目であり、初めてのマシンでしたが、コ・ドライバーの山岸選手のサポートもあり、無事に完走することが出来ました。
なお、この時のリザルトを見ると、現在までに全日本チャンピオンを獲得した選手が、同じクラス内に8名もおり、激戦区だったんだなぁと改めて感じました。
2014年 全日本ラリー選手権第1戦 唐津
結果:JN-3クラスリタイア
車両:ヴィッツ(NCP131)
コ・ドライバー: 竹原静香
ARTAチームのドライバーになり2年目、私自身チームにもマシンにも慣れてきており、コ・ドライバーには地元が同じ竹原選手を迎えました。
ラリーは順調に3位を走行し、自分自身初めて全日本表彰台を獲得できるかと思われましたが、Leg2後半で、ファイナルギアが破損してしまい、惜しくもリタイアとなりました。
しかしながら、雨中のSSではクラスベストタイムを出すことも出来、手ごたえを感じたラリーとなりました。
2015年 全日本ラリー選手権第1戦 唐津
結果:JN-4クラス 優勝
車両:BRZ(ZC6)
コ・ドライバー: 石川恭啓
この年からマシンをBRZ(RPN車両)に乗り換え、初めてのラリーとなりました。
当時の全日本ラリーは、ターマックでSタイヤを使用していましたが、JN-4(RPN車両)クラスでは使用出来ない為、DIREZZA ZⅡ★スタースペックを使用していました。
初めてのマシン、タイヤでしたが、前年まで激戦区のJN-3クラスで揉まれてきた経験もあり、テスト段階から手ごたえを感じる事が出来ました。
ラリーでもSS1からベストタイムを奪うことができ、そのままの勢いで全日本ラリー初優勝を果たすことが出来ました。
2016年 全日本ラリー選手権第1戦 唐津
結果:JN-4クラス 優勝
車両:86(ZN6)
コ・ドライバー: 石川恭啓
この年から、マシンを86(RJ車両)に変更。
クラス編成が変わった為、名称は同じJN-4クラスですが、RPNより改造範囲が広いRJ車両のクラスとなり、事実上のステップアップとなりました。
この年は、チーム・選手共に前年よりさらにレベルアップするべく取り組んでいましたが、SSによってはJN-6クラスに割って入るタイムを出すことが出来るなど、手ごたえを感じたラリーとなり、2年連続優勝することが出来ました。
2017年 全日本ラリー選手権第2戦 唐津
結果:JN-4クラス 2位
車両:86(ZN6)
コ・ドライバー: 石川恭啓
昨年、一昨年に引き続き、チームとしては唐津3連勝を目標に臨みました。
途中まではトップ争いをしていましたが、大変申し訳ないことに、私自身、ラリー期間前から風邪をひいてしまい、特に長いSSでは本調子を出すことが出来ず、ずるずると引き離されてしまいました。
結果はクラス2位。
チーム、そして応援して頂いている皆様に大変申し訳ない結果となってしまいました。
なお、この年から、冨本がARTAチームの一員となり、チームのメカニックとして参加した初めてのラリーとなりました。
以上、私自身は過去に5回、全日本ラリー唐津に出場しましたが、それぞれに思い出があり、こうして振り返ってみると、本当にたくさんの方々に支えられて出場することが出来たんだと改めて感じました。
今年の全日本ラリー唐津は、ARTAラリーチームにとって今シーズンの初戦になります。
GRヤリスでの初ターマックラリー、チームにとって新しいチャレンジになることは間違いありません。
準備期間が限られた中ではありますが、チーム一丸となって最善を尽くし、まずはしっかり完走することを目標に今回のラリーを迎えたいと思います。
応援宜しくお願い致します!!