こんにちは!SA富山南PITスタッフ兼ドライバーの石川です。
一昨日まで行われていた全日本ラリー選手権第8戦、ラリー北海道。
JN3クラスに出場したARTAオートバックスヴィッツGR。
クラス3位でフィニッシュしました!
応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました!!
以下、ちょっと長文ですが参戦記です。
今回のラリーは、前回のARKラリーカムイでのリタイアもあり、絶対完走を目標に臨みました。
門前モータースポーツ公園での2日間に及ぶマシンテスト、ラリーウイークの火曜日に行われた占有林道での最終確認テストを経て、マシンセッティングもほぼ完璧な状態となりました。
また、心配されていたARKラリーカムイでのリタイア原因も、ラリー直前に改善することが出来、本番直前のテストでは症状の再発もなく、気持ちよくスタートすることが出来ました。
Day1、金曜夜に行われたサービスパーク横、ギャラリーステージのSS1では、トップと0.1秒差のクラス2位のタイムを出し、上々のスタートを切りました。
土曜日から本格的に林道セクションもスタート。
SS2リクベツ、SS3ヤムワッカは、走りのリズムが噛み合わず、パワーバンドを外してしまうことが多く、クラス3~4番手のタイムでしたが、SS4の高速コース、クンネイワでは、クラス2位のタイムを出し、クラス2位の選手と8.4秒差の3位で、セクション2を終えました。
陸別リモートサービスでは、フロントタイヤの交換と、ショックの減衰力を変更。
PIAA様からサポートを頂いているランプポットを装着し、ナイトステージに備えます。
続くSS6ヤムワッカ2では、セッティング変更の効果もあり、クラス2位のタイム。
SS8、クンネイワにてクラス2位に浮上し、3位の選手と33.2秒差のクラス2位でDay1を終えました。
Day2、天候曇り。やや小雨が降る中スタート。
最初のステージ、SS10オトフケリバースにてトップタイムを出し、幸先の良いスタートを切ります。
しかし、続くSS11ホンベツにて、右リアホイールとキャリパーの間に小石が噛みこんでしまいロック。結果的にタイヤがバーストしてしまい、SS中のタイヤ交換を余儀なくされ、クラス5位まで順位を落としてしまいました。
しかし、あきらめることなく攻め続けた結果、上位選手のリタイアもあり、クラス3位でゴールすることが出来ました。
今回のラリーは、当初の目標通り、絶対完走、そして、TRD様と共同開発のマシンのデータ取りを行うことが出来、まずはホッとしています。
現地でもたくさんの方々に、温かい声援を送って頂き、とても力になりました。
本当にありがとうございました!!
そして、この長いラリーを戦うためには、サービス隊のサポートが必要不可欠です。
今回のラリーは、全日本ラリーの中でも規模が大きく、サービス員の負担もとても大きなものです。
ラリー直前のテストも含めると、約1週間の長丁場のラリーとなった今回、一緒に戦ったチームのみんな、本当にありがとうございます!!
次戦のラリーハイランドマスターズはターマックラリーです。
GRヴィッツでは初のターマックイベントとなるので、セッティングなどもまた1からのスタートとなりますが、良いデータが取れるよう、チーム一丸となって臨みたいと思います。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!