こんにちは!SA富山南の石川です。
今週末、栃木県の丸和オートランド那須で開催されている、JAF全日本ダートトライアル選手権第3戦 DIRT-TRIAL in NASU 。
ご報告が遅れてしまいましたが、参戦レポートです!
※今回ゼッケン1、11のWエントリーであった為、慣熟歩行からの準備時間が少なくバタバタしており写真が少なめです。申し訳ありません。
コースレイアウトは、前半は昨日の公開練習と同じで、後半が大きく異なっています。
朝の受付を終了して、さっそく慣熟歩行に向かいます。
前半区間は、昨日の公開練習である程度イメージが出来上がってきていたので、ブレーキングポイントやライン取りなど細かい走行方法を赤羽選手にアドバイス頂きました。
後半区間は、昨日までのコースとは大きく違う区間があるため、赤羽選手から今までの経験をもとに走行方法をアドバイスして頂きました。
一本目のタイヤはDIREEZA88Rを選択。
昨日の公開練習では様子を見るため抑えすぎてしまった面も有るため、一本目はもう少し攻めた走りを心掛けてスタートしました。
1コーナー目の、左→右→左コーナー、路面がターマック→グラベル→ターマックと変化する区間で、昨日の公開練習では抑えすぎてしまったので、今回はもう少し高い車速で進入してみました。
その結果、グラベルの右コーナーで思っていたよりも大きくリアが出てしまい、次のターマックの左コーナーで姿勢を乱してしまいました。
これでタイムロスしたことは確実だったので、この後は気持ちを切り替えて、多少ミスがあっても、より車速を高く攻める方向で走り方を試してみようと考え、走行しました。
この後、主に2箇所程度ミスがあったものの、無事にゴール。
結果は赤羽選手が2分11秒927でクラス2位。
私が、2分16秒301でクラス4位でした。
昨日よりタイム差は開いてしまいましたが、これでだいぶコースと車両の感覚をつかむことが出来ました。
他クラスも全車両1回目の走行を終えて、2本目の前に40分間の慣熟歩行を行います。
路面は砂利がはけており、下の固い路面が出ている状態でした。
慣熟歩行を行いながら、赤羽選手とタイヤの相談をして、最終的にはDIREEZA95Rを選択しました。
慣熟歩行終了後、10分後にゼッケン1の赤羽選手がスタートするので、急いで準備を行い、スタートしました。
赤羽選手のタイムは2分6秒726。
1本目からは約5秒のタイムアップです。
ドライバー交代の際、赤羽選手から、1本目よりもブレーキング時のABSの介入が早く、ハイスピードからの減速で車速を落とし切れない事があるので、その場合はそこであきらめずに何とか車の向きを変えるように。リアが出やすいので、止まらない場合はそれを利用してリカバリーするようにアドバイスを受けました。
多少ブレーキに不安はありましたが、昨日と今日の2回の走行で、コースと車両の感覚は大分つかめて来ていたので、スタート後から攻めて行きました。
すると、1コーナーのブレーキングで、早くもその症状が出て、オーバースピードのままコーナーに進入してしまいました。
何とか車両の向きを変えて、何処にもぶつからずにコーナーリングすることができ、次の区間へ向かいます。
ブレーキはあまり減速に使える感じではありませんでしたが、幸いクルマの向きは変えやすい状態であったので、この後は減速を必要とするコーナーでは、少しアグレッシブに向きを変えて走行するようにしました。
お借りしているクルマなので、絶対にぶつけないように心がけて走行しましたが、全体的には攻めた走りをして、無事にゴールすることが出来ました。
タイムは赤羽選手が2分6秒726でクラス3位。
私が、2分8秒384でクラス4位でした。
2日間、初めてのコースでレイアウトや路面状況が変化する中、何とか赤羽選手から2秒差以内までタイム差を縮めることが出来ました!
今回、久々に全日本ダートトライアルに出場させて頂き、たくさんの良い刺激を受けることが出来ました。
全日本ドライバーのギリギリまで攻めた走りや、勝負にこだわる姿勢は、見ていて感動しました。
※鎌田卓麻選手のスーパーBRZの走りです
また機会があれば、今度はもう少し事前に練習してから参加したいと思います 笑
応援ありがとうござしました!