RALLY HOKKAIDO参戦レポート③

こんにちは！SA富山南の石川です。

RALLY HOKKAIDO参戦レポート①
RALLY HOKKAIDO参戦レポート②
の続きです。

9月7日土曜日、天候晴れ。
富山から来た私たちにとって、朝晩の気候はとても涼しく、やや肌寒く感じるほどでした。

各自準備を整えてスタート。
サービス出口でタイヤマーキングを行い、選手はSSへ、サービス隊はリモートサービスが行われる陸別へと向かいます。

LEG1のSSは、
SS1/4/7 PAWSE KAMUY REVERSE 9.81km
SS2/5/8 RIKUBETSU LONG 4.63km
SS3/6 YAM WAKKA 23.49km
以上、合計8SSを、途中20分の陸別リモートサービスを挟んで走行します。

SS1 PAWSE KAMUY REVERSE （9.81km）タイム 6:01.4 クラス3位総合16位
コース幅が比較的広く、ハイスピードなコースです。
やや様子を見すぎてしまった感じもありましたが、クラス3位のタイムで終了。

SS2 RIKUBETSU LONG1 (4.63km)　タイム3:43.8 クラス4位総合15位
コース前半はターマック（舗装路）で、ジャンクションを過ぎてからはグラベル。
アップダウンが多く、テクニカルなステージです。
前戦のカムイと比較しても、路面状況が違う（ウエット→ドライ）中での走行でしたが、このSSを終了する頃には大分マシンのフィーリングが分かってきました。

SS3 YAM WAKKA1(23.49km) タイム16:42.1 クラス1位総合13位
LEG1に使用するコースの中では路面が比較的荒れていて、テクニカルからハイスピードな区間まであります。
ラリー前の野沢テスト走行で施した足回りのセッティングが功を奏し、スタートから攻めて行くことが出来ました。

SS4 PAWSE KAMUY REVERSE2（9.81km）タイム5:51.9 クラス2位総合13位
リエゾンでフロントタイヤを2本新品へ交換。
ここまで走行した段階で、成績面ではトップと0.4秒差の2位でした。
SS1の同コースでは、１位の選手に7.5秒負けていた為、よりペースアップすべくアクセルを踏んでいきました。
結果的に0.2秒差でクラス2位のタイムでしたが、トップの選手とはほぼ同ペースで走行する事が出来ました。

SS5 RIKUBETSU LONG2 (4.63km) タイム3:41.8 クラス2位総合12位
SS2のリピートです。
ここで、クラストップの選手とトータルのタイム差を0.3秒差に縮めて、サービスへと向かいます。

陸別リモートサービス 20分
タイヤ4本新品へ交換、ブレーキエア抜き、サイドブレーキ調整、その他各部点検、増し締めなどを実施。
限られた時間ではありましたが、サービス隊の皆様の頑張りで、完璧にマシンを仕上げて頂きました！

SS6 YAM WAKKA2(23.49km) タイム 16:31.5 クラス2位総合12位
ここまででトップと0.3秒差の2位。
路面は荒れてきていましたが、ここが勝負所と考え、攻めて行きました。
攻めるところは攻める、抑えるところは抑える、メリハリのある走りを心掛けました。
しかし、コース中盤を過ぎた頃、ドライバーのミスで橋のコンクリートに右側フロントタイヤを接触させてしまい、ロアアームが曲がってしまいました。
幸い、タイヤはパンクせずに走行可能であった為、あきらめずにアクセルを踏んでいき、さほどタイムロスせずにSSを終える事が出来ました。

SS7 PAWSE KAMUY REVERSE3（9.81km）タイム6:01.7 クラス2位総合11位
リエゾンでトー調整、フロント右タイヤ交換を実施。
スタート前に、後続のクラストップの選手がTCインしていない事に気が付きました。
という事は、少なくとも10秒以上のペナルティがあり、自分がクラストップに浮上します。
コースは土埃が酷く視界が極端に悪い区間もあり、ロアアームも曲がりがある為、フルアタックはせずに適度なペースで走行しました。

SS8 RIKUBETSU LONG3(4.63km) タイム 3:41.1 クラス1位総合10位
リエゾンで、トップを争っていた選手がマシントラブルでリタイアした事が判明。
2位の選手とは1分以上のマージンがある為、無難に走行し、サービスへ向かいました。

※恒例の陸別SS前のメッセージボードです！